シロアリの活動が特に活発になるのは、気温が12度~35度前後の4月~9月頃です。ただ、種類によって活動時期は異なります。例えば、ヤマトシロアリは4月~5月頃、イエシロアリは6月~7月頃、アメリカカンザイシロアリは6月~9月頃です。駆除方法によっては、活発に活動する時期が重要になってきます。

シロアリの駆除におすすめの時期は

シロアリの駆除に適切な時期は、はっきりとはありません。

シロアリは一年中産卵しているからです。つまり、シロアリの予防や駆除に最適な時期は決められません。

あえていえば、「シロアリを見つけたとき」が駆除におすすめのタイミングです。シロアリによる被害のスピードは早く、時間の経過に伴い住居に大きな被害を与えます。シロアリは一つの巣に数万から数百万単位の群れで生活しています。一匹見つかったら大量のシロアリがいるかもしれません。

シロアリの駆除手法によるおすすめ時期

駆除方法によって適切な時期は変わります。シロアリの駆除方法はバリア工法とテクノガード工法などやベイト工法があります。

では、それぞれの手法のおすすめ時期について説明します。

バリア工法とテクノガード工法は一年中施工可能

バリア工法とテクノガード工法は床下に薬剤を散布しシロアリを駆除し、柱に薬剤を注入し新たなシロアリの侵入を防ぐものです。そのため、季節に関係なく施工することができ、年中効果が期待できます。また、シロアリ駆除への即効性が高いといった特徴があります。

ベイト工法は4月~9月がおすすめ

ベイト工法はベイトと呼ばれる毒餌を用いる手法です。巣の周辺に毒餌を設置しシロアリが巣に持ち帰ります。巣で毒餌をシロアリが食べることにより巣ごと駆除する手法です。巣に毒餌を持ち帰らなければいけないため、シロアリが活動的な時期である4月~9月に設置するのがおすすめです。また、シロアリへの即効性はバリア工法に比べて低く、およそ1ヵ月~3ヵ月程度かかります。

シロアリ駆除の保証期間は

シロアリ駆除の保証期間は「5年間」が一般的です。

バリア工法の場合、シロアリ駆除に使用した薬剤の効果がおよそ5年で切れるためです。

昔は10年以上の効果が持続する薬剤も使用されていましたが、環境や人体への影響も大きく使用が禁止された経緯があります。そのため、現在では5年程度で有効成分が分解される薬品が使用されています。

5年程度で徐々に効果が薄まっていくため、5年経たないうちにシロアリ被害が発生する場合もあるのです。

「10年保証します」といった業者も存在しますが、保証内容をしっかり確認してください。点検は無料で駆除代は別途発生するといった保証内容である可能性もあります。

ベイト工法の場合は、毒餌をシロアリが食べるため補充が必要です。期間は様々ですが少なくとも半年に一度の確認は欠かさないほうが良いでしょう。

シロアリ駆除の保証の内容は

保証に決まりはありませんが、「施工への保証」と「建物修復費用への補償」の2種類が、シロアリ駆除の保証として一般的です。どの保証が含まれているのかは業者により異なります。実際に依頼する際には確認を必ず取るようにしましょう。

 

施工への保証とは

保証期間内にシロアリが再発生した場合、無料駆除や割引料金による再実施を行うものです。多くのシロアリ駆除業者の保証がこの内容です。シロアリは建物の広範囲に影響を及ぼします。そのため、プロであっても一度で駆除しきることは困難な場合もあります。

また、シロアリの発生をすぐに発見できるかは難しいため、施工後の無料点検がセットの場合が多いです。

建物修復費用への補償とは

シロアリ被害による修復費用を補償してくれます。シロアリの被害があった部分にのみ適用されます。既存の被害箇所は適用外です。また上限金額も業者ごとに設定されており、全ての費用をまかなえるわけではないため、注意してください。

全ての業者が建物修復費用への補償を実施しているわけではありません。シロアリ被害に不安な方はこの補償がついているかを目安にするのもよいでしょう。

シロアリ駆除の保証が適用されない場合は

シロアリ被害の再発に対して必ずしも保証が適用されるわけではありません。見積もりの際にアフターサービスの内容も確認してください。

保証書に記載されていないシロアリの発生

保証書には必ずシロアリの対象種が記載されています。多くの場合は「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の二種類です。これ以外のシロアリが発生すると、保証の対象外となります。

例えば、「アメリカカンザイシロアリ」は保証が出ないことがほとんどです。保証書の記載内容を精査しておきましょう。

住宅の欠陥を放置した場合

保証期間内における住宅の雨漏りや漏水を放置してシロアリの再発生を招いた場合です。 

住宅の増改築を実施した場合

業者が増改築に備えた対応ができないからです。増改築の予定がある場合は、事前に業者に連絡するのが好ましいです。

自分でシロアリの処理をした場合

業者の保証はシロアリ駆除を施工した際のエリアのみです。そのため、自分で市販のシロアリ駆除用の薬剤を使用すると保証の対象外になるケースがあります。

別の業者にシロアリ駆除を依頼した場合

駆除後に別の業者に再処理を依頼すると保証が受けられない可能性が高いです。保証期間内に別の業者の手が加えられると、責任は最後に処理を施した側にあると考えられるためです。 

シロアリ駆除の保証で注意すること

基本料金の中に保証料金が含まれているかどうか確認しましょう。見積もり時の費用が安すぎる際には、保証は別料金の恐れもあります。

また、保証内容と保証期間の確認もしてください。保証期間が短すぎる場合にはシロアリ被害の再発時に余分な費用が発生する可能性もあります。また、駆除の再実施や建物修復費用への補償の保証内容が明記されているかも大切です。

意図せぬトラブルを避けるためにも、契約内容はひと通り目を通してください。

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